背番号21 Robinson Cano (ロビンソン・カノ)
セカンド(二塁手)、1982年10月22日生れ
ロビンソン・カノは、ジャーリーガーだった父親を持つドミニカ出身の野手。ドラフト後、マイナー時代を王建民とともにスタッテンアイランド・ヤンキースで過ごす。2005年のシーズンから好成績を残し、新人王にノミネートされ、賞は逃したものの2位となる。思い切りの良いスイングが魅力。2006年は、後半が故障のため戦列を退くが、9月に復帰すると規定打席を越えていきなりアメリカンリーグの打率3位に浮上(2位がジターだった)。そのままポストシーズンに突入したものの、経験不足のためか、成績を残せぬままヤンキース優位と思われたデトロイトタイガース戦で敗退を喫した。
勝負強さとハングリー精神が求められるプレイオフでは、タイガースの勢いに、ヤンキース全員が飲まれていた感が拒めない。カノには経験が必要だろう。また、守備では、多少荒さが目立つ。連携などでももう一つ詰めが甘くイージーミスがところどころある。
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