ニューヨークメッツの歴史 |
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ニューヨークメッツの発端メッツとはMetsと書きますが、メトロポリタン・ベースボール・クラブの略称です。ニューヨークにはもともと、ドジャースやジャイアンツも本拠を置いていました。ブルックリンでドジャースをデイゲームで観て、サブウェイでブロンクスに移動し、ヤンキースを観る、なんてことができた訳ですね。ところが1957年に揃ってドジャースとジャイアンツがカリフォルニアに移ってしまいました。 メッツの発足ニューヨークに本拠を置く球団がヤンキースだけになり、そこで新しく1962年にナショナルリーグのチームとしてメッツが結成されます。しかし、体力の落ちつつある往年の選手ばかりで初年度の1962年はなんと、40勝120敗というとんでもない成績でした。1964年から現在のシェイ・スタジアム(Shea Stadiumシェイと呼んでね)に移ります。1969年には、投手陣の活躍により奇跡的なワールドシリーズ優勝を遂げます。現在でも、予想もしない逆転劇を演じるメッツをミラクル・メッツと呼びますが、それはこの年の奇跡がきっかけでした。その後、1986年にもダリル・ストロベリーなどの活躍でワールドチャンピオンを手にします。 今日のメッツその後は全く下降線、バレンタイン監督やピアッツァなどで戦力を補強しますが、後が続かずいつもリーグ2位止まり。最大のライバル、アトランタ・ブレーブスを破ることができません。そんなメッツの弱点は、スカウトにあるという声も聞かれます。 2003年も新庄を除いて外野の補強に失敗していると思います。2004年はマネージメントの体制も変わり選手を大幅に補強しました。その中に日本からの新人、松井稼頭央ショートストップの名前もあります。
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