背番号42 Mariano Rivera (マリアノ・リベラ)
P(抑え)、1969生れ
マリアノ・リベラといえば、球界きってのクローザー(抑え)。速球は96マイル(154キロ)とメジャーでは普通だが、リベラがヤンキースの抑えを任されているのは、カットファーストボールがあるからだ。カットファーストボールは、フォームもスピードも速球と同じだが、打者の手元でほんの少し曲がる。4シーム(縫い目)、2シームと呼ばれるボールの縫い目の握り方や角度をわずかにずらすことで、直球がスライダー気味に、シュート気味に、あるいはフォーク気味に変化するのである。打者はバットの真をはずされ、空振りかフライに打ち取られるのだ。マリアノ・リベラも殿堂入りが確実視されている選手である。
|