背番号11 Gary Sheffield (ゲイリー・シェフィールド)
RF(ライトフィルダー)、1968生れ
ゲイリー・シェフィールドは、オールスター常連の中距離バッター。フロリダ州出身で1988年にミルウォーキー・ブリュワーズに一位指名で入団。パドレス、マーリンズ、ドジャース、ブレーブスを経て2004年よりヤンキースの一員に。ヤンキースの中核砲を担う大ベテラン。92年のパドレス時代には首位打者に、また、オールスターも常連組で、ホームランダービーにも出場経験がある(3位)。97年のフロリダ・マーリンズでは、故障に泣くが、チームがワイルドカードを手にし、ポストシーズンに突入。故障から直ったシェフィールドもポストシーズン記録となる20四球でチームに貢献しワールドシリーズ制覇を達成。マーリンズ創設5年目の快挙を演じた。ゲイリー・シェフィールドの何が凄いかというと、彼のバッティングの特徴ともいえる、落ち着きのなさそうに見えるバッティングフォームである。バットを構えた位置で前後に、大きく5回ほど振り、ピッチャーとの間合いを計るフォームである。何とも不恰好なフォームであり、日本では考えられないフォームなのだが、広角に打ち分ける器用さを持ち、豪快でスピードあるスイングは、ホームランも量産するには充分である。
|