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ヤンキースVSレッドソックス第4ラウンド終了 (2007年06月04日 16:15)

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ヤンキースVSレッドソックス第4ラウンド終了

2007年06月04日 MLBメジャーリーグヤンキースVSレッドソックス第4ラウンド終了を含むはてなブックマーク

ヤンキースとレッドソックスの直接対決3連戦が終了。ヤンキースが2勝1敗で勝ち越しました。まだ6月始まったばかりなのに、10月のように加熱したシリーズでした。これで第4ラウンドまでで、ヤンキース5 - レッドソックス7となっており、最終の第5ラウンドは、ヤンキースタジアムで8月28日、29日、30日。この3連戦が今期最後の直接対決になります。

ラウンド4の結果

6月1日 レッドソックス5 - ○ヤンキース9
6月2日 ○レッドソックス11 - ヤンキース6
6月3日 レッドソックス5 - ○ヤンキース6

レッドソックスとの直接対決だからか、ヤンキースは監督も選手もかなり闘志剥き出しで闘っていました。いろんな問題があっても、チーム競技なので気持ち次第でなんとかやれそうです。昨年も5月に松井が離脱、その後、シェフィールドも欠いて9月まで乗り切ったヤンキースです。8月最後には、ボストンレッドソックスを直接対決の5連戦でスイープして退けました。まだまだ諦めずに、これから、という気持ちで闘ってもらいたいところです。レッドソックスだって、いつ歯車が合わなくなるか分かりませんし、ワイルドカードの可能性だって充分に狙えます。

オープナー
1日は、死球5つという波乱に加え、トーレ監督マジ切れで審判に猛抗議のため、退場処分。プロクターが9回にユーキリスに投じた報復は、ユーキリスの頭部付近へ。避ける事ができたから助かりましたが、当たっていたら惨事に至るところでした。即退場となったプロクターですが、試合後のインタビューでは、全く悪びれた様子もなく、当然の結果のような顔をしていました。レッドソックス戦は、これだからファンも熱くなるんでしょう。ヤンキース対レッドソックスというよりも、ニューヨーク対ボストンといえるほど、因縁は深くさまざまなものを巻き込みます。

2戦目
2日も白熱した試合。レッドソックスからヤンキースに移籍したミンケイビッチが、ジターの送球を受ける際、少し後方にそれたため、ファーストを駆け抜けたロウウェルに膝蹴りを後頭部に受け、そのまま救急病院へ。一部スタンドからブーイングを受けていたのも頷けた。ミンケイビッチは、レッドソックスが2004年のワールドシリーズで優勝した時のファースト。ファーストの彼が最後に受け取って優勝が決ったのだが、そのメモリアルボールを個人所有のものとしてしまったため、ボストン市民や球団からはボールを返却するようにいわれていた。レッドソックスから放出されたのもそのためという話もあるほどだ。一塁を守れるジアンビがDL入り、そしてまた正一塁手のミンケイビッチもDL入り。今年もヤンキースは怪我続き。

その後も、ロウウェルが走塁時に、ヤンキース二塁手カノーの送球を阻止しようとアメリカンフットボール並みのタックルをカノーに浴びせる。一旦とまったかに思えたロウウェルは、下から上に突き上げるように、肩でカノーの胸に激突。その際に倒れるカノーを両手で払いのけたのだが、これは、ルール的には何ら問題はないそうで、アナウンサーは、ナイスプレーと称していた。

三戦目
そして今日の3戦目は、ヤンキースが勝利して、シリーズ2勝1敗。カノーやメルキーといった若手が元気で活躍しだしましたので、波に乗りたいところです。ポサダは相変わらず好調。松井もまずまずでしたが、10日ほど3番の中心に座っていましたが、やはり6番に戻されました。今の調子では、ヤンキースの3番としては物足りなさがありましたので仕方ないかなとも思います。ですが、ヤンキースは勝っています。流れ的にも、レッドソックスに互角でやれていますので、6月は7割を目標に頑張ってもらいたいところです。

井川はじっくり
井川はやはり、まだマイナーリーグのようです。ちょっと今戻ってくるのはきついかもしれません。かなりプレッシャーのかかる時期ですから、実力というよりもコミュニケーションがとりずらい選手は、チームに入ると浮いてしまう懸念があります。ポサダの打撃にも影響するかもしれませんし。井川には、ロッカールームでの将棋は、3年目くらいからにして欲しいところ。空気読めよ、と言ってくれる人はいませんから。本人は、チームになじもうと思ってのことだったかもしれませんが、コミュニケーション方法が裏目に出ています。まずは、結果。これ以外ないでしょう。言い訳一切不要、これがメジャーリーグです。逆に、言葉なんていらないっちゃあ、いらないです。松井だって言葉で自己紹介する前に、初年の開幕から満塁ホームランで結果を出しています。プロはこれで充分です。

6月の予定
さて、シカゴに行って、ニューヨークに戻って、その後今度は西への遠征ですね。その前に、15日から3連戦でサブウェイシリーズがあります。これが次の見所になります。ナショナルリーグ首位とのニューヨーク対決です。そして、明日はボストン対エース(オークランド・アスレチックス)戦で松坂登板です。


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