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2007年06月28日

蘇った6月、レッドソックス松坂

6月に入って、本来の安定したピッチングが戻ってきた松坂。今日の、マリナーズ戦でも力強いピッチングを披露した。
今日の試合でも、8回を投げて、被安打3、奪三振8、四球1の安定したピッチング。今年3度目のマリナーズ戦で、イチローから初の安打を打たれたが、他の打者からは2安打のみ許すだけ。援護があと一点あれば勝利投手の権利があったのだが、勝敗はつかず、10勝目は次回に持ち越し。


最近3試合の松坂のピッチングを見てみよう。コントロールもよく非常に安定している。

今回の松坂8K動画 シアトル・マリナーズ戦

前回松坂9K動画 サンディエゴ・パドレス戦

前々回松坂8k動画 サンフランシスコ・ジャイアンツ戦


シリングが故障で休んでいるため、自然、ベケットと松坂にはプレッシャーが圧し掛かる。しかし、この26歳の2人には、来年以降、レッドソックスの顔として、チームの将来を左右する存在と期待されているはずです。岡島、パペルボンもあわせたらメジャーリーグトップの投手陣となるでしょう。それに比べ、来年のヤンキースは心配だなぁ。来年の心配をする前に、またスランプに陥った現状をどうにかして欲しいものだが。

DATE GAME W L ERA IP H R ER HR BB SO NP-S
JUN 05 @OAK 0 1 4.63 7.0 7 2 2 1 2 8 130-78
JUN 10 @ARI 0 1 4.52 6.0 4 2 2 0 4 9 120-78
JUN 16 SF 1 0 4.18 7.0 3 0 0 0 3 8 112-66
JUN 22 @SD 1 0 4.01 6.0 5 1 1 0 5 9 126-81
JUN 27 @SEA 0 0 3.80 8.0 3 1 1 0 1 8 113-77
平均   2 2 1.59 34.0 22 6 6 1 15 42 601-380


松坂6月の成績

恐らく、今月は、松坂の登板は終わりました。上の表の通り、5試合に先発して、2勝2敗、勝敗がつかなかった試合が1。勝ち負けは、ピッチャー一人ではどうにもならないもの。勝敗ではなく、防御率、奪三進数、被四球でいえば、間違いなく最高の成績で6月を終えました。5月までは、リーグで最も援護に恵まれた先発投手で、防御率が悪くても7勝できていた、という見た目は良い成績でしたが、6月に至っては、自力で好成績をあげています。 さあ、7月は、オールスター。その前にあと1試合。多ければ2試合に先発します。それで、シーズンの前半が終了。10勝しておくためにも、あと1勝欲しいですね。

2007年06月23日

ヤンキース、勝って兜の緒をしめろ

6月初頭からの9連勝、その後、サブウェイシリーズで勝ち越し。そして今回のインターリーグでのロードトリップ。どうなるかな、と思っていましたが、案の定、ヤンキースの腰が抜けてしまった。

インターリーグでのロードでは、相手軍であるナショナルリーグのルールにより試合が運ばれるため、若干、ヤンキースにとっては不利な状況ではあります。まぁ、その分、先のホームでのインターリーグで勝ちこすことができているので五分五分ですが、こうもスイープされては、空いた口が閉まらない。

確かに、ロッキーズは現在、勢いに乗っているチーム。3連敗は、すっかり忘れて新たな気持ちでサンフランシスコで戦ってもらいたいところです。

井川のメジャーリーグ昇格
新しい気持ちとしては、井川が今日先発することですね。楽しみです。井川って4月28日のレッドソックス戦で、ヤンキースの連敗を阻止した経緯があります。今度も、是非そのヒーローたるところを見せて欲しいところ。

4月28日、井川好投しレッドソックス投破した動画

2007年06月18日

ヤンキースは好調維持、10日間ロードに井川も

サブウェイシリーズに行ってきました。声もガラガラ、白熱のシリーズで、応援するのも疲れました。まだ、体にヤンキースタジアムの興奮が残っています。

ヤンキース
結果的には、2勝一敗で、5月のサブウェイシリーズのメイキャップは果たせました。第一戦のクレメンスも、8奪三振と好投しましたが、打線の援護がありませんでした。2003年は、クレメンス登板の時によく打っていた松井ですが、今年はまだこれといって記憶に残る活躍はしていません。走塁ミスで2塁に戻り損ね、というのがありましたが、あれは、単純にミスですね。松井らしくなかった。今日の、王建民は、9回2アウトまで投げましたね。シンカーがよく走っていました。さすがの投球。AロッドもHRがまた増えだして、RBIも70の首位。ヤンキースは、いい感じですね。

メッツ
メッツは、打線の繋がりがちょっと悪くなってましたね。ベルトラン、ライト、デルガドが繋がれば、ヤンキースのクリーンナップに互角なんですけれども。6月に入ってから、かなり失速しているので少し心配です。


今週のヤンキース:西海岸へのロードと井川復帰
これから、西海岸へのロードトリップ。約10日あります。しかも、インターリーグのため、ナショナルリーグの、ロッキース、ジャイアンツと、DH制のないナショナルリーグのルールで戦います。インターリーグをヤンキースタジアムで戦うことは、ヤンキースにとってポジティブですから、9連勝もできたわけですが、今週は、どうなるか。コロラドでは、松井稼との対戦も見もの。また、22日のサンフランシスコ・ジャイアンツ(バリー・ボンズがいます)との第一戦では、井川の復帰登板が見れます。現在、ヤンキースには好調なよい雰囲気がありますが、その空気に溶け込んで頑張って欲しいところ。井川がしっかり仕事ができれば、ヤンキース5番手として定着できるかもしれませんから、そうなれば、いよいよ先発陣の心配はなくなります。チームにとっても井川本人にとってもよいことですから、是非、5番手に定着できるよう期待しています。


井川、ボストンを封じたこの勢いを期待しているよ!

2007年06月15日

サブウェイシリーズ第二弾が開幕@ヤンキース

Dバックスをスイープし流れに乗ってきたヤンキース。これで9連勝です。首位レッドソックスがインターリーグ戦でもたつく中、ようやくレッドソックスの背中も見えてきた感じ。さてさて、いよいよ今週末からニューヨーク対決のサブウェイシリーズが始まります。

サブウェイシリーズsubway-1.gif

今週末の5万4千人のヤンキースタジアムは、ヤンキースとメッツのファンや、ニューヨーカーで超満員となります。時には、ファン同士の喧嘩も起こる一大イベントです(起源などについてはここが詳しい)。特に、メッツのファンはイライラきているでしょう。

サブウェイシリーズこれまでナショナルリーグの首位でしたが、6月から失速しているメッツ。依然、優勝候補には変わりありませんが、この10日間で、1勝9敗。ヤンキースにスイープされたら、1勝12敗となります。もちろんヤンキースは、スイープして12連勝を目指します。今のヤンキースの勢いでしたら、それも可能でしょう。


サブウェイシリーズ第二ラウンド@ヤンキースタジアム
プロバブルピッチャーは次の通り

Friday, June 15 Yankee Stadium | 7:05 PM ET
Oliver Perez, LHP (6-5, 3.21) Mets (36-28)
Roger Clemens, RHP (1-0, 4.50) Yankees (32-31)

Saturday, June 16 Yankee Stadium | 1:05 PM ET
Tom Glavine, LHP (5-4, 4.15) Mets (36-28)
Tyler Clippard, RHP (3-1, 5.32) Yankees (32-31)

Sunday, June 17 Yankee Stadium | 8:05 PM ET
Orlando Hernandez, RHP (3-2, 2.38) Mets (36-28)
Chien-Ming Wang, RHP (6-4, 3.49) Yankees (32-31)


サブウェイシリーズの紹介

5月のシリーズ1の際のFoxニュースから。サンドウィッチのサブウェイマスコットと、メッツのマスコットMr.メッツ、ヤンキースファンのフレディーおじさんが出ています。


2007年サブウェイシリーズのCM。


メッツ、シェイスタジアムでのサブウェイシリーズ。
地元ファン同士で喧嘩しています。

2007年06月14日

レッツ・ゴー・ヤンキース!8連勝

嬉しいね!ようやく盛り上がってきたぞ。松井もロングホームランをブリーチャー・クリーチャー席に叩き込んだ。

matsui_hr.gif

打線では、誰かが必ずここという時に結果を出している。今日は、Aロッドポサダ松井が、あわせて3アーチ。ムシナも7回2/3を2失点の好投。レッドソックスとのゲーム差も8.5まで縮小。つい2週間前まで14.5ゲーム差があったなんて嘘みたいだ。

今週は、忙しいぞ。週末は、サブウェイシリーズだ(アメリカ時間6月15日、16日、17日)。見逃せないぞ。ニューヨークの三大イベントの一つだからな。ゲイパレード、ロックフェラーのクリスマスツリー、ときたら、次はサブウェイシリーズか???

明日、Dバックスに勝ったら、2連続スイープ。この勢いで今週末までいきましょう。また、明日あたり、パイレーツでは桑田も投げそうですね。


サブウェイシリーズ第二ラウンド@ヤンキースタジアム
プロバブルピッチャー

Friday, June 15 Yankee Stadium | 7:05 PM ET
Oliver Perez, LHP (6-5, 3.21) Mets (36-28)
Roger Clemens, RHP (1-0, 4.50) Yankees (32-31)


Saturday, June 16 Yankee Stadium | 1:05 PM ET
Tom Glavine, LHP (5-4, 4.15) Mets (36-28)
Tyler Clippard, RHP (3-1, 5.32) Yankees (32-31)


Sunday, June 17 Yankee Stadium | 8:05 PM ET
Orlando Hernandez, RHP (3-2, 2.38) Mets (36-28)
Chien-Ming Wang, RHP (6-4, 3.49) Yankees (32-31)



ブリーチャー・クリーチャー(Sec.39)のロールコール
(2007年6月6日)


ブリーチャー・クリーチャー(Sec.39)のロールコール
(2007年オープナー)We want Bernie!


ヤンキースが勝った時の、ヤンキースファンの反応は笑える


2006年のサブウェイシリーズから。Aロッドのグランドスラム

2007年06月11日

さあ、ヤンキース本来の力が出てきましたよ

ようやく流れに乗ってきたヤンキース。長い長いトンネルでしたが、もうそろそろ復調といってもいいようです。今期初の6連勝、パイレーツをスイープ、A-RodもHR24本、RBIも63打点の2タイトルで首位、クレメンスの復帰と好投、アブレイユの復調、、、。いい感じになったといえます。

きっかけは、6月1日、2日、3日にあった、レッドソックスとの直接対決三連戦での2勝。これでしょうね。首位を独走しているレッドソックスに闘志剥き出しで2つ白星を勝ち取ったこと。トーレ監督の退場劇や乱闘寸前の危険球の投げ合いなどありましたが、この経緯を経てチームがまとまってきたように思われます。

ジアンビ、ミンケイビッチなどの主力を欠いても、他の選手がしっかり埋め合わせるかたちができています。ジアンビじゃない方が打線も繋がる気がするのは、わたしだけでしょうか(余談)。また、メルキーやカノー、アブレイユ等が調子をあげてきました。カノーは、打率部門ではリーグ3位まで昨年も後半から成績を伸ばしましたし、まだまだこれからです。

投手陣もだいたい安定感が増してきたといってもよいと思われます。王建民も良くなって完投しましたし、クレメンスも初戦でしたがほぼ安心して見られました。王建民、ぺティット、クレメンス、ムシナ。ここまでの4人はOKです。あと一人ですね。やっぱりあと一人計算できる先発がいたら戦えます。ヒューズだと思いますが。早く怪我から治って帰ってきてもらいたいところです。

まだまだ、インターリーグ戦は続きますね。明後日からは、Dバックスとの三連戦、そして今度は週末(6月15,16,17日)、ついに、ニューヨークメッツとのサブウェイシリーズの第二ラウンドがヤンキースタジアムで開催されます。今から待ち遠しいシリーズです。もちろん三戦とも観戦に行ってきます。メッツ対ヤンキースのニューヨーク対決。こればっかりは、観戦しないと分かりませんね。毎年、盛り上がりますよ。

桑田メジャーリーグ(ヤンキースタジアム)デビュー

マイナーリーグでの契約だった、パイレーツの桑田がメジャーリーグに昇格しました。丁度、パイレーツはインターリーグ戦のため、ヤンキースタジアムでの三連戦真っ最中。

パイレーツ桑田まさか昇格したばかりですから投げるとは思いませんでしたが、パイレーツの救援陣は、8日にほとんどフル稼働。5回からの2番手で桑田が出てきました。失投は、Aロッドに打たれたホームランだけ。なんとももったいない一球でしたが、丁寧にコーナーを突く投球で、コントロールがよければやっていけるのでは、と期待を持てる内容でした。

A-ロッドに持っていかれた一発(動画)


おめでとう、桑田さん
39歳でわたしとも同世代ですから、心底応援したい気持ちです。とにもかくも、メジャーリーグデビュー、ヤンキースタジアムデビュー、松井対戦、Aロッド被本塁打、とどれもこれも印象深い一日だっとと思います。これからも中年ならではの渋い働きを期待しています。桑田さん、本当におめでとうございました。


今日のヤンキース対パイレーツの珍プレー速報
ある日本人ヤンキースファンが、本日、ヤンキースタジアムでブーイングの洗礼を浴びる事に!前代見聞。日本人が、ヤンキースタジアム史上はじめて受けた洗礼かもしれませんね。詳しくは、当人による説明を。。。

ご当人談
「そして話は1回裏のAbreuの打席に戻る。2−3のフルカウントからファールで粘るAbreu。その何球目のファールか定かではない、が、とにかくそのファールボールの1球は一直線に三塁側、内野と外野との境目からちょっと外野に入ったあたりの三階席最前列へ。そう、そこは僕の指定席。まさに「取ってください」と言わんばかりの打球に、僕は客席の柵から身を乗り出して手を出した。そして左手で確かにボールを掴んだ!と思った次の瞬間、ボールは僕の手のひらを弾き、一階席に落ちていった・・・痛恨の落球だった。このエラーにスタジアムからは大きなため息とブーイングが・・・うーん、残念・・・。落ち込む僕に周りのアメリカ人からは”You should have glove.”, “It’s OK.”, “Next time”など、次々と声が掛けられた。
うーん、今思っても残念。だがいい思い出になるだろう。少なくともヤンキース仲間には一生言われそうだ。

そして左手には青あざだけが残った・・・」。

受け損なった左手写真、および、詳しい観戦記は、当人のサイトで(こちらはかなりコアなヤンキース情報を提供しています) >>

2007年06月08日

インターリーグ交流戦Round2

今週末は、インターリーグ交流戦の第二ラウンド3連戦が行われます。レギュラーシーズンでは、対戦することがない、アメリカンリーグとナショナルリーグのチームが戦うシリーズで、公式戦として記録されます。

インターリーグ交流戦の見どころ

clemens.jpg来週末(6月15日、16日、17日)に、インターリーグ戦最大のシリーズである、サブウェイシリーズがあるのですが、今週末のインターリーグでは、レッドソックス対ダイヤモンドバックス、ヤンキース対パイレーツが面白そうです。サブウェイシリーズは、来週末ですから、今週ではありません。来週末のヤンキース対メッツは、絶対見逃せませんよ。


インターリーグ交流戦、レッドソックス対ダイヤモンドバックス

インターリーグでは、本拠地球場のリーグのルールが用いられるため、アリゾナのダイヤモンドバックスで行われるレッドソックス戦は、ナショナルリーグのルールで試合が組まれます。したがって、DHはありません。投手も打席にたたなければなりません。6月8日(金曜)。日本時間では、土曜の10:40AMからの試合では、レッドソックスの先発ベケットが打席に立ちます。去年、一昨年ともに一本づつホームランを打っております。

そして、6月10日(日曜)。日本時間の月曜5:40AMからの登板予定の松坂ですが、ダイヤモンドバックスの対戦投手は、何とランディー・ジョンソン。奪三振数、歴代2位で、文字通り飛ぶ鳥を落とす大投手が相手です。昨年まで所属していたヤンキースでは、力を発揮できませんでしたが、今期から古巣ダイヤモンドバックスに戻っています。まぁ、松坂のMLB初打撃は後回しでいいですから、投げ合って勝って貰いたいところです。


インターリーグ、ヤンキース対パイレーツ

パイレーツは、ピッツバーグにあるナショナルチームの球団。巨人の桑田投手がマイナー契約したチームです。こちらは、ヤンキースタジアムでありますので、アメリカンリーグのルールが適用されます。何と言っても、見どころは、6月9日(土)。日本時間で、6月10日(日)の2AMからのロジャー・クレメンスの復帰戦でしょう。クレメンスがヤンキースに復帰することで、チームがいいムードになればいいのですが、、、野手にしてみれば、ちょっと緊張するでしょうね(絶対にエラーできない)。ヤンキースタジアムは、超満員になるでしょう。毎年引退をほのめかしていますので、なんだ、また今年も投げるんだ、ともう3、4年くらいいっているのでは。ヤンキースが勝っていれば、ここまで待ち焦がれて期待もされなかったでしょうけれども、、、今のヤンキースにとって、クレメンスは、まさに救世主のような存在です。


あ、それと、トーレ監督2000勝おめでとう!!!松井の2000本安打と同じ年に2000勝というのは景気がいい話しですね。しかしながら昨日のESPNでは、スタインブレーナーが、ルーピネラやラルーサを打診している、という記事が載っていましたね。結局のところ、求められるのは、結果Onlyですからね、、、難しいところです。

2007年06月06日

ヤンキースといえば、この曲???

ヤンキースの守護神、マリアノ・リベラ。今年は打たれていますが、この曲がヤンキースタジアムでかかれば、試合は終わったも同然でした。リベラの登場でかかる曲、メタリカのエンターサンドマン。

メタリカは、息が長いバンドですが、80年代後半から93年くらいまで恐ろしく速く、激しく、勢いのあるバンドでした。ヘビーメタルのなかでも、デスメタルと呼ばれるような重たい音で怒涛のような演奏をします。ライブでは、マリファナが周ってきたり、前の方では観客が暴徒化してパイプ椅子を投げ合っている、そんな時代のリーダーでもありました。91年か92年頃に発売された、ブラックとよく呼ばれるアルバム(アルバムにタイトルがついてなく、黒いジャケットだったので、そう呼ばれています)の一曲目に入っているのが、このEnter Sandman です。イントロ部で、何かを予感させるような感じがマリアノの登場にオーバーラップされています。


ダム・ヤンキース
同じ時代(80年代後半〜90's初頭)に活躍したバンドで、Damn Yankees(ダム・ヤンキース)があります。日本語では、くたばれヤンキースと訳せます。50年代に、ニューヨークのブロードウェイで公開されたミュージカルの名前でもあります。打倒(アンチ)ヤンキースファンをコミカルに舞台化した作品で、90年代にもマリオットマーキースにある劇場で、リバイバル公演をやっていました。文字通り同じ名前のミュージカル(くたばれヤンキース)も日本では川崎麻世主演でやっています。

話を戻しますと、Damn Yankees というバンド、アメリカの30代から40代の人たちで知らない人はいない、というくらい有名なバンドです。もう20年ちかく前の曲ですが、誰もが一度は聞いたことがある、という有名な曲がありますので、紹介します。こちらもメタルですが、大変美しいメロディーですよ。

Damn Yankees(ダム・ヤンキース)の High Enough >>

映像は古いですが、管理人がアメリカに移住した頃で、いい時代でした。もっと自由でしたよね、アメリカって。いつから窮屈に感じるようになったのだろう。Yesterday is just a memory...

スーパーショートストップ

懐かしい写真です。確か、2000年か2001年のころのGQか、何かの雑誌の奴だったと思います。

誰かは分かるでしょうが、念のため。左から、ノーマー・ガルシアパーラ、A-Rod(アレックス・ロドリゲス)デレク・ジター

ノーマーは、この後、ボストンから2004年に放出されたのですが、その後、皮肉にも2004年は、レッドソックスが快進撃の末、ヤンキースを0-3から4連勝で、WS進出。カージナルス(田口もいた)をスイープでWC獲得した年でした。ノーマーといえば、カブスの後ドジャースに移籍。今はかなり居心地がいいのでは。去年から勝っていますし、去年は、4者連続HRなどあって、ドジャースは結束固そうです。斉藤も踏ん張りがきいて良さそうですし。

A-Rodは、先の記事にも書いたとおり、ヤンキースに来てからというもの、マスコミの餌食となっています。今年こそは、と願いますが、どうでしょうか。マリナーズが一番あっていると思いますが。

最近のノーマー・ガルシアパーラといえば、これ。

9/18/2006 斉藤が打たれて逆転された後、
4者連続ホームランで再逆転した感動のゲーム

A-Rodの極秘って訳すのかな

ESPNでのPage2特集でA-Rodをネタにしたニューヨークポスト紙の表紙画像が公開されていました。小学5年の時にカンニングした、だとか、ほとんどゴシップ話題ですね。このあたりは、日本のスポーツ新聞と同じかな。現在、オールスターファン投票の中間発表でも一位。賑やかなのはいいけれど、、、。

2007年06月05日

ヤンキースのGamedayで生中継を見る

映像はありませんが、リアルタイムでメジャーリーグの中継を確認できます。ゲームキャストとかゲームデイと呼ばれるサービスです。英語ですがネットでゲーム内容を確認できますので大変便利です。
■ Gameday の詳しい使い方

試合中継や、見逃したゲームのハイライトシーンを見るなら、Gamedayで。。。

■ 生中継を見る方法と、過去のGamedayだけでなく、ハイライト動画も見る方法

1.試合当日に生中継を見たい

ヤンキースの場合は、上の日程表のリンクをそのまま押してください。試合開始時刻になってから見れます。

ヤンキース以外のゲームの場合は、一度ヤンキースのゲームを開いて、上の画像@のところで他のゲームを選んで見ることができます。

2.過去のゲームのハイライトを見たい

見たいゲームのGamedayを開いて、上の画像Aのところのリンクをクリックしてください。ゲームハイライトのページが開きます。通常、5〜10シーンのハイライトシーンをご覧いただけます。


※Gamedayは、MLBの提供による英語のサービスです。日本のMLBでも同じようなサービスができると思いますが、それまでは英語で見るしか、方法はないようです。英語ですが、試合の経緯がわかればいいだけですから、それほど言葉の問題もないでしょう。

※表記に関しては、うる覚えで恐縮ですが次のとおり。打者は、AB(アットバット打席)、R(ラン得点)、H(ヒット)、RBI(ランズバッターズイン打点)、BB(四球死球)、SO(ストライクアウト)、AVG(アベレージ打率)という感じ。投手では、IP(イニングピッチ投球回)、H(被安打)、R(被得点)、ER(自責点)、ERA(自責点率、防御率)という感じ。


2007年06月04日

ヤンキースVSレッドソックス第4ラウンド終了

ヤンキースとレッドソックスの直接対決3連戦が終了。ヤンキースが2勝1敗で勝ち越しました。まだ6月始まったばかりなのに、10月のように加熱したシリーズでした。これで第4ラウンドまでで、ヤンキース5 - レッドソックス7となっており、最終の第5ラウンドは、ヤンキースタジアムで8月28日、29日、30日。この3連戦が今期最後の直接対決になります。

ラウンド4の結果

6月1日 レッドソックス5 - ○ヤンキース9
6月2日 ○レッドソックス11 - ヤンキース6
6月3日 レッドソックス5 - ○ヤンキース6

レッドソックスとの直接対決だからか、ヤンキースは監督も選手もかなり闘志剥き出しで闘っていました。いろんな問題があっても、チーム競技なので気持ち次第でなんとかやれそうです。昨年も5月に松井が離脱、その後、シェフィールドも欠いて9月まで乗り切ったヤンキースです。8月最後には、ボストンレッドソックスを直接対決の5連戦でスイープして退けました。まだまだ諦めずに、これから、という気持ちで闘ってもらいたいところです。レッドソックスだって、いつ歯車が合わなくなるか分かりませんし、ワイルドカードの可能性だって充分に狙えます。

オープナー
1日は、死球5つという波乱に加え、トーレ監督マジ切れで審判に猛抗議のため、退場処分。プロクターが9回にユーキリスに投じた報復は、ユーキリスの頭部付近へ。避ける事ができたから助かりましたが、当たっていたら惨事に至るところでした。即退場となったプロクターですが、試合後のインタビューでは、全く悪びれた様子もなく、当然の結果のような顔をしていました。レッドソックス戦は、これだからファンも熱くなるんでしょう。ヤンキース対レッドソックスというよりも、ニューヨーク対ボストンといえるほど、因縁は深くさまざまなものを巻き込みます。

2戦目
2日も白熱した試合。レッドソックスからヤンキースに移籍したミンケイビッチが、ジターの送球を受ける際、少し後方にそれたため、ファーストを駆け抜けたロウウェルに膝蹴りを後頭部に受け、そのまま救急病院へ。一部スタンドからブーイングを受けていたのも頷けた。ミンケイビッチは、レッドソックスが2004年のワールドシリーズで優勝した時のファースト。ファーストの彼が最後に受け取って優勝が決ったのだが、そのメモリアルボールを個人所有のものとしてしまったため、ボストン市民や球団からはボールを返却するようにいわれていた。レッドソックスから放出されたのもそのためという話もあるほどだ。一塁を守れるジアンビがDL入り、そしてまた正一塁手のミンケイビッチもDL入り。今年もヤンキースは怪我続き。

その後も、ロウウェルが走塁時に、ヤンキース二塁手カノーの送球を阻止しようとアメリカンフットボール並みのタックルをカノーに浴びせる。一旦とまったかに思えたロウウェルは、下から上に突き上げるように、肩でカノーの胸に激突。その際に倒れるカノーを両手で払いのけたのだが、これは、ルール的には何ら問題はないそうで、アナウンサーは、ナイスプレーと称していた。

三戦目
そして今日の3戦目は、ヤンキースが勝利して、シリーズ2勝1敗。カノーやメルキーといった若手が元気で活躍しだしましたので、波に乗りたいところです。ポサダは相変わらず好調。松井もまずまずでしたが、10日ほど3番の中心に座っていましたが、やはり6番に戻されました。今の調子では、ヤンキースの3番としては物足りなさがありましたので仕方ないかなとも思います。ですが、ヤンキースは勝っています。流れ的にも、レッドソックスに互角でやれていますので、6月は7割を目標に頑張ってもらいたいところです。

井川はじっくり
井川はやはり、まだマイナーリーグのようです。ちょっと今戻ってくるのはきついかもしれません。かなりプレッシャーのかかる時期ですから、実力というよりもコミュニケーションがとりずらい選手は、チームに入ると浮いてしまう懸念があります。ポサダの打撃にも影響するかもしれませんし。井川には、ロッカールームでの将棋は、3年目くらいからにして欲しいところ。空気読めよ、と言ってくれる人はいませんから。本人は、チームになじもうと思ってのことだったかもしれませんが、コミュニケーション方法が裏目に出ています。まずは、結果。これ以外ないでしょう。言い訳一切不要、これがメジャーリーグです。逆に、言葉なんていらないっちゃあ、いらないです。松井だって言葉で自己紹介する前に、初年の開幕から満塁ホームランで結果を出しています。プロはこれで充分です。

6月の予定
さて、シカゴに行って、ニューヨークに戻って、その後今度は西への遠征ですね。その前に、15日から3連戦でサブウェイシリーズがあります。これが次の見所になります。ナショナルリーグ首位とのニューヨーク対決です。そして、明日はボストン対エース(オークランド・アスレチックス)戦で松坂登板です。

2007年06月01日

6月1日より、ヤンキース VS レッドソックス三連戦

ヤンキース対レッドソックスの今期4度目の直接対決が、6月1日よりボストンのフェンウェイパークで開催されます。

raival1.jpg

これまでは、4月の第一ラウンドでは、レッドソックスがヤンキースをスイープ。ヤンキースタジアムでの第二ラウンドでは、井川が好投したことにより一勝し、ヤンキース1-レッドソックス2。5月のヤンキースタジアムでの第三ラウンドで、ヤンキース2-レッドソックス1。これまでのところ、ヤンキース3-レッドソックス6という圧倒的な結果に終わっています。

第四ラウンドでは、三戦ともボストンもヤンキースもエース格を投入。真っ向勝負となります。直接対決の機会に、何としても勝ちたいヤンキース。今週末のフェンウェイパークは騒がしくなります。直接対決3連戦のラウンド5は、夏休み。ヤンキースタジアムで、8月28日、29日、30日にあります。

以下がラウンド4のプロバブル・スターターです。

Friday, June 1 Fenway Park | 7:05 PM ET
Chien-Ming Wang, RHP (3-4, 4.13) Yankees (21-29) @ Tim Wakefield, RHP (5-5, 3.36) Red Sox (36-15)

Saturday, June 2 Fenway Park | 3:55 PM ET
Mike Mussina, RHP (2-3, 5.86) Yankees (21-29) @ Curt Schilling, RHP (5-2, 3.68) Red Sox (36-15)

Sunday, June 3 Fenway Park | 8:05 PM ET
Andy Pettitte, LHP (3-4, 2.51) Yankees (21-29) @ Josh Beckett, RHP (8-0, 2.65) Red Sox (36-15)


3代に渡るレッドソックスファン、これがレッドソックスファンファミリー
ヤンキースとのライバル関係も(ボールパークでの応援の仕方)
アメリカのベースボールファンはこんな感じです


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