蘇った6月、レッドソックス松坂
今日の試合でも、8回を投げて、被安打3、奪三振8、四球1の安定したピッチング。今年3度目のマリナーズ戦で、イチローから初の安打を打たれたが、他の打者からは2安打のみ許すだけ。援護があと一点あれば勝利投手の権利があったのだが、勝敗はつかず、10勝目は次回に持ち越し。
最近3試合の松坂のピッチングを見てみよう。コントロールもよく非常に安定している。
今回の松坂8K動画 シアトル・マリナーズ戦
前回松坂9K動画 サンディエゴ・パドレス戦
前々回松坂8k動画 サンフランシスコ・ジャイアンツ戦
シリングが故障で休んでいるため、自然、ベケットと松坂にはプレッシャーが圧し掛かる。しかし、この26歳の2人には、来年以降、レッドソックスの顔として、チームの将来を左右する存在と期待されているはずです。岡島、パペルボンもあわせたらメジャーリーグトップの投手陣となるでしょう。それに比べ、来年のヤンキースは心配だなぁ。来年の心配をする前に、またスランプに陥った現状をどうにかして欲しいものだが。
DATE | GAME | W | L | ERA | IP | H | R | ER | HR | BB | SO | NP-S | ||||||||||||
JUN 05 | @OAK | 0 | 1 | 4.63 | 7.0 | 7 | 2 | 2 | 1 | 2 | 8 | 130-78 | ||||||||||||
JUN 10 | @ARI | 0 | 1 | 4.52 | 6.0 | 4 | 2 | 2 | 0 | 4 | 9 | 120-78 | ||||||||||||
JUN 16 | SF | 1 | 0 | 4.18 | 7.0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 | 8 | 112-66 | ||||||||||||
JUN 22 | @SD | 1 | 0 | 4.01 | 6.0 | 5 | 1 | 1 | 0 | 5 | 9 | 126-81 | ||||||||||||
JUN 27 | @SEA | 0 | 0 | 3.80 | 8.0 | 3 | 1 | 1 | 0 | 1 | 8 | 113-77 | ||||||||||||
平均 | 2 | 2 | 1.59 | 34.0 | 22 | 6 | 6 | 1 | 15 | 42 | 601-380 |
松坂6月の成績
恐らく、今月は、松坂の登板は終わりました。上の表の通り、5試合に先発して、2勝2敗、勝敗がつかなかった試合が1。勝ち負けは、ピッチャー一人ではどうにもならないもの。勝敗ではなく、防御率、奪三進数、被四球でいえば、間違いなく最高の成績で6月を終えました。5月までは、リーグで最も援護に恵まれた先発投手で、防御率が悪くても7勝できていた、という見た目は良い成績でしたが、6月に至っては、自力で好成績をあげています。 さあ、7月は、オールスター。その前にあと1試合。多ければ2試合に先発します。それで、シーズンの前半が終了。10勝しておくためにも、あと1勝欲しいですね。