火を吐けゴジラ!気を吐けヤンキー!
2007年05月30日
ヤンキース、大丈夫ですか?首位レッドソックスとの差は14.5に開いてしまいました。これはちょっと原因究明とかの話ではないような気がしますね。やる気あるの?プロなの?世界最高のリーグで世界最高といわれるチームで、世界最高の年棒をもらっていて、最下位の成績にあるのに普通の仕事をしています。誰も感情を表に出さないのはプロだからでしょうか?
ヤンキー等に苦言を呈す!
全世界のヤンキースファンがヤンキー達の活躍を期待しているというのに、毎年、今年こそはというワールドシリーズの夢を抱いているというのに、これでは人生の楽しみがなくなった、という人も多いはず。
松井は、野球を代表するトップ球団の三番を任されているのですから、それなりの生き方を示して欲しい。粛々と仕事をするんだったら事務系の内職でいいんじゃないですか。ジターにしろ、松井にしろ、いつもインタビューでは、いい子ちゃんの回答ばかり。インタビューとかはどうでもいいが、これだけ負けても不動心ですかね。ちょっと違うでしょう。ヤンキース黄金時代のポール・オニールなぞは、三振した時など、自分の頭をバットでガツッと力いっぱい殴りつけて悔しさを発奮していました。ベンチでもヘルメットや壁を殴るのは当たり前、(ブラウンは本当に拳を骨折しましたが)そのくらいの気概が今のヤンキースには感じられない。
プレイステーション3のMLBをリビングルームでやっているのではないのですから、戦場であるスタジアムでは、投手を睨み、火を吐き、吠えるゴジラを見せてもらいたい。MLB.comのコマーシャルでゴジラが吠えているシーンがあるのですが、それくらい実際の松井も吠えて欲しい。2003年10月のボストン戦で見せたホームベースジャンプ。あのくらい気持ちを外に出してやって欲しい。皆、ヤンキースに移籍したとたんに萎縮して、いい子ちゃんになってしまっているようだ。それだけヤンキースというブランドが高価なもので、危機感がなくても最も安定した年棒が保証されているチームなのだろうが。しかし、そのヤンキースというブランドは、黄金時代に吠えながら、暴れながら掴み取ってきた先輩達がいたからこそできた産物だ。ヤンキースの強さを継承するためにも、このぬるま湯のような環境は何としても変えて欲しい。見ていて苛々するだけだ。昨年のプレイオフで虎に負けた原因は、気持ちの問題、ただそれだけ。そのなんとなく野球をやっているプロたちの姿が今年も変わっていないではないか。
松井よ、このままでも、あと何年かなんとなくヤンキースの一員としてやれるだろう。それでいいのか。ヤンキースにいることだけが目的ならば、そのままでいいだろう。だけど、ニューヨークのファン、世界のヤンキースファンは、WSで勝つヤンキーの姿だけを見るために毎日応援しているのだ。松井よ、もっと怒れ。もっと腹に体重をかけてヤンキースの真の三番になって欲しい。そしてヤンキースを変えて欲しい。リーグ首位とかワイルドカードとかもうどうでもいい。数を計算するようなレベルではない。とにかく、今日を我武者羅に戦う君たちの姿を見せてくれ。
ボストンレッドソックスの力
今日もベケットが中部地区首位のインディアンズ相手に好投した。リーグ一位(無傷かな)の8勝目。ベケットだって試合中は吠えまくっている。一球入魂とはこのことだろう。明日は、松坂。ゲロを吐きながらだって勝ちは勝ち。チームの勢いとは恐ろしいもので、一人一人の気持ちがチーム全体の力を押し上げる。今年は、レッドソックスやメッツがそういった勢いで終盤までMLBを盛り上げるのだろう。
明日の松坂のレッドソックス戦は、アメリカ東海岸の30日7PMから。日本時間だと31日8AMから。相手は、中地区首位のクリーブランド・インディアンズ。対戦先発は、5勝をあげているベテランのByrd。防御率3.81は、松坂より好成績。現在、アメリカンリーグ先発陣で最多のスコアーを打撃により援護してもらっている松坂。これまで幸運な勝ち方が多かったが、そろそろ実力で勝ち星をあげる時期だ。現在、リーグ勝ち頭は、8勝の同僚ベケットと、アナハイム・エンジェルズのラッキー。松坂ももう一丁。楽しみな対戦だ。
明日の試合が終わったら、いよいよアメリカ時間の6月1日から、ヤンキース対レッドソックスの直接対決3連戦の、第4シリーズがボストンにて開催。ヤンキースの先発にはクレメンスの名前はまだ見当たらないが、緊急スライドも可能性としては充分ありえるだろう。メジャーリーグファンとしては、期待満載の一週間だ。
松井秀喜2000安打⇒金田・名球会IN・NY
金田・名球会IN・NYNo.2(ヤンキースタジアム松井バッティングプラクティス)
金田・名球会IN・NYNo.3
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